株式会社とちそう | 矢板市の葬儀・家族葬

お葬式Q&A

お葬式についてのよくある質問や疑問にお答えします。

死を語ることは「縁起が悪い」?「けがらわしい」?

日頃私たちは、死は自分にとって都合の悪いものと考え、死を遠ざけて生きています。しかしそれは、いわば1枚の紙の表だけを求めようとする姿勢にほかなりません。仏教では、人生のことを「生死(しょうじ)」と表現します。生と死をあわせもった人生観です。人間は生きれば生きるほど死に近づいていくのですから、死を視野にいれて生を考えることこそ健全な死生観といえます。

よく「人に迷惑をかけたくない」という言葉を耳にします。果たしてそうでしょうか。インドでは「人に迷惑をかけているのだから感謝して生きなさい」と教えるのだそうです。お互いが迷惑と思わない人間関係、いのちといのちのつながりを築いていくこと、そして日々の新たなるいのちを賜わって希望を持って、いきいきと生きていくことこそが大切なのではないでしょうか。
(全日本仏教会)

協力:公益財団法人 全日本仏教会
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